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2013
08.21

ことばの雑さ。

Category: 時事
秋田書店の読者プレゼントの水増しについて。
水増しそれ自体にもびっくりしたが、それ以上にびっくりしたことが一つ。

消費者庁の対応者の言葉遣い。
見たところ30代くらいの男性公務員。

ニュース映像のはじめはなぜか笑いから入り、
「有名人の名前をがっちゃんこ」
「減っちゃうかもしれない」
「お得じゃなかった」
非常に雑。
まるで友達同士で話しているような言葉の選び方であった。

一応は公的な立場からの物言いなのだから、
もう少しまともな言葉遣いはできないものか。

これだから「最近の若者は」と言われてしまうのだ。
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2013
08.19

『はだしのゲン』閲覧制限。

Category: 平和と戦争。
松江市の教育委員会が、『はだしのゲン』を「子供にトラウマを与える」からと、小中学校に閲覧制限をしたと。
日本兵の残虐なシーンがトラウマを与えるという言い分だが、
どうも国の「正しい」歴史観にそぐわないものを排除していっているように思える。


私の場合は、学校の図書館どころか自分の教室に全巻おいてあった。
小学校3年生のころだ。
何度も読んだ。
最初はすごくこわかった。
特に第1巻。
ホラーを見るような気分で、怖いもの見たさ半分で見ていた。

日本兵の残虐なシーン、とは言うが、私にはそんな記憶は残っていない。
それよりも、一番初め、原爆が落ちた後の、
皮膚のただれた人々が街をさまよう姿、
これが一番強烈で、怖くて、今でもありありと思い出せる。


確かに強烈ではあったが、あれがあったからこそ、今の自分は、
戦争を許さない姿勢を確として持っているともいえる。
「戦争」というものに触れる機会は、『はだしのゲン』しかなかったと思う。
それを子供から奪っていくのは、戦争の恐ろしさを伝える手段を奪っていくのと同じ。

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2013
08.10

成熟した社会。

成熟した社会は、「寛容な社会」「余裕のある社会」でなくてはならない。


進歩主義、科学万能思想などは
古代の宗教信仰、ムラ社会の論理となんら変わらない。

自らの思想、信条を他に押し付けているに他ならない。


科学だって宗教だ。
科学技術を信奉し、研究し、活用すれば世の中の問題は解決する、と信じている。
「科学技術」を「○○教」に変えてもこの文は成り立つ。

科学だって宗教だ。
それも、既存のどの宗教よりも自らを宗教と意識せず、
かつ自分こそ真理だとして「非科学的」な者を攻撃し、排除する。

成熟した社会にも科学技術はある程度は必要かもしれない。
しかし、その思想、すなわち排外性、科学万能思想、進歩主義、強権性などを
捨て去らない限り、
科学は我々を「成熟した社会」から遠ざける。


「成熟した社会」には寛容と余裕が不可欠だ。
自分に、他人に、
寛容なき社会は排除へ向かう。
余裕なき社会は絶望へ向かう。
差別も戦争も自殺もおんなじ道に乗っている。

しかし、寛容ある社会は受容へ向かう。
余裕ある社会は希望へ向かう。

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2013
08.05

国民の求めた方針と安直な手段。

Category: 経済のハナシ
生活保護と最低賃金の逆転解消のために、生活保護の減額がされるという。
これは、アベノミクスの方針からいえば間違った政策である。

アベノミクスは、デフレ脱却が第一であろう。
ならば、妥当なのは最低賃金の上昇であるはずだ。
なぜ、困窮層をより困窮させ、最低賃金労働者を黙らせようとするのか。

なぜ、「逆転解消」のために最も安直な手段をとり、
他の政策との整合性を無視するのか。


アベノミクス最大の目玉は「デフレ脱却」である。
彼らは、この目標達成のために、最も安直な方法から入った。
すなわち、物価の上昇から。
ここを一番に上げては、国民の消費は落ち込むから、デフレ脱却にはつながらないのに。

彼の経済政策全般に言えることだが、目先の問題しか見ず、安直な手段ばかり選ぶ。
そのために、政策間の整合性がとれていない。


デフレ脱却が必要なことならば、どの政策もそれに適合したものでなくてはならない。

デフレ脱却には、「収入」「消費」「物価」の三つが絡む。
  ・(収入↑)会社がより多く給料を払う
  ・(消費↑)消費者がより多くお金を使う
  ・(物価↑)会社がより多く利潤をあげる
この三つの循環によって、デフレ脱却は達成される。

これを促す要素としては、
   雇用の安定(安定して金が入る)
   社会福祉の充実(「もしも」のために貯めこむ必要性↓)
   消費税減税(≒物価↓)
   若者の就業支援(≒雇用の安定、若者は高齢者より金を使う)
これを妨げる要素としては、
   給料減(ダイレクトに消費↓)
   雇用の不安定化
   社会福祉の非充実
   物価上昇(買い控え↑)
   消費税増税(≒物価↑)
いま、政府のしていることといえば、「物価↑」支援、すなわち
  ・「多様な正社員」名目の「みんな非正規」化
  ・給料上昇より先に物価上昇
  ・医療費自己負担の増額
  ・消費税増税
  ・生活必需たる電気料金の値上げ
どれも、消費者の懐を圧迫し、デフレ脱却を妨げる要素ばかり。

「物価↑」支援で会社が利潤を増やそうと、給料に還元されない限りデフレ脱却はできない。
そして国には、「収入↑」支援は不可能に近い。
私企業に対して、給料を高くしろ、などと命令することは許されない。


ならば政府はいっそのこと、「消費↑」支援をすべきである。
すなわち、消費者が支出しやすくなる政策を。
具体的には、
  ・非正規の規制と正規採用奨励(安定した収入)
  ・医療・介護・教育の負担↓(貯めこむ必要性↓)
  ・消費税減税(≒物価↓)
財源の心配をする人がいるだろうが、それは杞憂である。
国民の所得が増えれば所得税は増える。
消費が増えれば、税率は減っても消費税総額は増える。


アベノミクスのデフレ脱却に、あのような整合性のない政策群に期待して、
国民の多くが憲法改悪と原発推進を容認してしまった参院選。
その代償は、あまりにも大きすぎる。

今のような政策群では、彼らが期待していたデフレ脱却さえ、机上の空論に過ぎない。
そのことと、そのために捧げた大きすぎる代償に早く気づかないと、手遅れになる。
われわれはすでに、「参院選」という大事なストッパーを、
大事なタイミングを、すでにひとつ失してしまっているのだから。

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2013
08.01

「ナチス」は撤回せど「失言」は撤回せず。

今日になって、麻生副総理兼財務相は「ナチスに学べば」の発言を撤回した。
しかし、発言すべてではなく、ナチスを例示した部分のみを撤回すると。
彼は、「誤解されたことは残念だ」と。

何が誤解であるか。
むしろ彼の認識のほうが誤解の塊であろう。


ひとつ。
ナチスを否定的にとらえているなど、発言全体を見たって明らかではない。
そもそも彼の発言をすべて読むほどヒマな人間は誰もいないし、
「明らか」というのはどの文を見ても肯定的になどとらえられないということではないか。

ひとつ。
ナチスを例示した部分しか、彼は撤回していない。
つまり、「誰も知らないうちに改憲すればよい」との考えは撤回していない。

相変わらず民主主義も国民主権も脅かす発言を、
政府要職がしていることには変わりはない。

ナチスだけが批判を受けたのだから、そこだけ撤回すればよかろう、
なんて考えが浅すぎる。


一番問題なのは、彼が憲法の意義を完全に誤解し、
国民主権・民主主義すらないがしろにし、
「国家の安定・安寧」のために改憲をしようという思考でいること。

彼は、われわれ国民のことなど被支配層程度にしか考えていないのだ。
われわれは主権者だ。それを間違えてはいけない。

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2013
08.01

失言、再び。

今は副総理兼財務相の肩書を持つ麻生が、講演において
「改憲にナチスの手口を学んだら」という旨の発言をしたと。

そもそもナチスを肯定するような口ぶりは、一国家の要職に
就くものとしては許されない。
しかし、「失言」の所以はそれだけではない。


まず、彼の発言は、論理性がない。
「喧騒の中でやってほしくない」と「誰も知らないところで改憲」は、
全く異質なものである。
前者は正しくとも後者にはつながらないし、
後者は民主主義だけでなく国民主権をも脅かす。

さらに、彼は「改憲の目的は国家の安定と安寧」と言ったが、
誤りにもほどがある。
改憲含め憲法の目的は国民の幸福。
国民の基本的人権・安心安全を守るために権力機関を縛ることこそ
憲法の存在理由に他ならない。


彼は相も変わらず失言が多すぎる。
自らの失言とそれへの批判から学べない彼が、
他から学ぼうなど、たわごとに等しい。

こんな人物が要職を二つも持つとは、
よほど自民党には人材がいないとみえる。


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